赤平に行ってきました
随分前、まだ私が発達支援センターに勤務していた頃に知り合った保健師さんからのご依頼で
赤平市に研修講師として行ってきました。
自治体が独自に発達支援センターを持っているわけでもなく、かつSTなどの専門職がいるわけでもない。
そして子どももどんどん減っているが、療育や発達支援のニーズがある親子はまぎれもなくいらっしゃる。
そんな地域が北海道にはたくさんあります。
今回は、就学前の構音指導に関することに的を絞った研修でしたが、
構音に限らず、人格を持った一人の人間として子どもと向き合うことや、
発達を「統合的に」「全体として」見ることの重要性も語らせていただきました。
これは、いつもの私の研修と変わらない、外せないテーマだと思っています。
そして、対面研修のよさでもある人のつながりを感じる時間。
赤平の方々のみならず、長いお付き合いのある芦別の療育に携わっている先生方とも
再会することができて、とても心温まる時間となりました。
資源の少ない地域の療育をどのように支えていくのか、
北海道ならではの課題はいつも私の頭の中の大きな部分を占めています。