10月22日は国際吃音啓発の日です。
吃音とは言葉がつかえて流暢に話すことが難しい障がいのことで
およそ100人に1人いると言われています。
子どもの吃音もありますし、大人の吃音もあります。
大人では自分の吃音を周りに気づかれないように隠しながら生きている人もおり、
子どもの吃音よりわかりにくいこともあります。
また、大人の吃音の相談や診療を行っている専門機関は少ないため
生活や仕事で困っているのに、支援が受けられずにいる人もいます。
今年は、写真文化首都「写真の町」東川町の主催で、熊田ゼミとのコラボが実現し、
吃音啓発のためのイベントを開催しました。
当事者の若者3人が集結し、吃音と仕事について本音で語り合いました。
昨年に引き続き、定員20名というアットホームなイベントにもかかわらず、
定員を超えて30名近くの方々が参加してくださいました。
会場では熊田ゼミの日頃の活動を紹介するパネル展示コーナーも設けました。
学生の頑張りをご覧になった参加者の方々からもお褒めの言葉や励ましの言葉を
いただきました。
会場に足を運んでくださった方々に、熊田ゼミからのささやかなプレゼントとして
ポストカードをお土産にお渡ししました。
このポストカードのイラストは、障がいに関する啓発イベントの際にいつも協力してくださる
卒業生の手によるものです。あたたかく、ほっこりするイラストに仕上がっています。
今年のイベントは、あさひかわ新聞様が取材し、当日の様子を
記事にしてくださいました。
少しずつ、理解の輪が広がることを願い、今後もこのような活動を
続けていけたらと思っています。
東川町職員の皆さま、会場のせんとぴゅあⅡの皆さま、参加してくださった皆さまに
心より感謝申し上げます。
©あさひかわ新聞 ※記事掲載の許可を得ております。
2022年のイベントの様子はこちら