ゼミの卒業生を中心に現場の先生方に声をかけて最近始めた若手のための保育・療育勉強会。
今日は札幌のこども園に勤務するゼミの2期生もオンラインで参加してくれました。
学び直しは楽しい。若手と語り合うのも楽しい(自分もまだ若手、と勝手に思っている)。
保育、療育はやはり、あたたかい人の輪があってこその営みですし、
何より学び合うことを楽しみたいものです。
私はこういう時間が一番好きなのかもしれません。
ゼミ生の確かな成長が自分への何よりのご褒美です。
どうぞのいす、くじらぐも、などの絵で有名な柿本幸造展を鑑賞しに行ってきました。
久しぶりの広島。天気にも恵まれ、街歩きが気持ちよかったです。
光村図書の歴代の国語教科書も展示されていて、懐かしかったです。
1年生の時に読みましたね、はなのみち。
はなのみち
くまさんが、
ふくろを
みつけました。
「おや、なにかな。
いっぱい
はいって いる。」
から始まる、あのお話です。
最後は長い花の一本道ができるのですが、
その場面の絵は今でも記憶に残っていて、
柿本さんの絵だったんだ、と納得。
柔らかく、優しく、穏やかで、今にも小学校の登下校の帰り道の
春の匂いや、暖かい日差しが入る教室の記憶などがよみがえります。
何十年も前に見た絵が、ちゃんと記憶に残っているって
すごいことだなと改めて思います。
こうして書き言葉を読み、そして綴ることが多い仕事に就いた今も、
あの1年生の国語の教科書からつながっているかと思うと感慨深いものです。
やはり、子どもにはよきもの、よき文化を与え、引き継いでいってほしいと
広島の地で思うのでした。